Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


完璧じゃないジャグロンズのほうれん草

 私の目指す野菜の生産小売業の確立、ご提供のターゲットはズバリ近くに住むご家庭の食卓、それと味にこだわり、おいしさを追求するレストランの食材に採用していただくこと。ジャグロンズのほうれん草の強みは、極端な甘み、それと(摂りすぎは体に良くないとされる)硝酸塩の含有量を限りなくゼロに近い数値でご提供できることの2点です。しかし、外観があまり良くないこともあって、外観を最優先する青果市場などではいまのところあまり高い評価を頂けません。現在は、畑の近くの住民の方と数件のレストラン様から高い評価を頂いて継続的にご提供させていただいている状態です。
 先日新しいお客様の開拓のために営業に回ってきました。その中の一つのお店に試供品のほうれん草を食べていただいた感想をお聞きすると、「おいしいけど甘みが強すぎてちょっと使いにくい」とのこと。ジャグロンズほうれん草は個性が強すぎます。別のお店のシェフには、私のほうれん草に強い関心を示していただいており、色々と試作品を作ってい頂いているようです。やはり、料理の種類によっては、強すぎる甘みが「仇」となってしまうことがあるようです。いろんな料理人の方が私のほうれん草を使っておいしい料理に変身させようと工夫してくれている。ほうれん草屋冥利に尽きるというか、「うれしいです」。 ジャグロンズの目指すところは、「農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する」こと。プロの料理人とのコラボレーションは「文化の創造」にもつながると思います。まだ、私の事業は、ビジネス的にはまだ軌道に乗っておりませんが、私の活動は世の中の役に立てることなのではないかと感じています。ほうれん草の生産小売業、じっくりと継続していきたいと思います。

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2007年03月14日 00:59に投稿されたエントリーのページです。

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