先日、早朝の青果市場から帰って、修行中のお寺の住まいの軒先で洗濯物を干していると、なんか懐かしい香りがしました。インドネシアのレンバンの香りです。わたしは5年前(平成14年2月〜)の1ヶ月間、国際農業研究センターの山田博士の依頼に応じ研究協力のためにレンバンに滞在しました。レンバンは、日本の軽井沢のようなところであり、気候がマイルドで食べ物がおいしく、バリ島と並んで私が好きなインドネシアの町です。感受性の高い(?)30代前半の海外滞在は今のわたしの世界観に少なからず影響しているように思います。
この香り、何の香りかよく分かりませんが、自然の中の香りです。香りが記憶を蘇らせるっていうことを体験した一瞬でした。
http://wenarc.naro.affrc.go.jp/knews/7/kaigai1.html