中学校の頃、登校時にオッフェンバックの「天国と地獄」が流れてました。最初は穏やかな曲が流れていますが遅刻ぎりぎりになるとテンポの速い地獄の部分が演奏されるのです。地獄のメロディーを聴いた生徒は学校へ向かって一生懸命走るといった具合です。わたしも走った記憶があります。
さて、今回は再生紙紙マルチ直播シートを用いた米づくりに関する「天国と地獄」のお話し(実話)です。この米作り三重県では2カ所で行っております。津市安濃町太田(以下、Aと表記します)と津市一身田(以下、Bと表記します)の2カ所です。結果は天国と地獄に分かれました。米づくりの農家にとってAは天国、Bは地獄、これに対して、カラスにとってはAは地獄、Bは天国です。写真に示しましたのでご覧下さい。
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(解説)上段はAの現場、下段はBの現場です。左半分は田んぼの状態、右半分はカラスの状態です。
右側半分について、Aの田んぼはきれいに芽が出ています。Bの田んぼはカラスの足跡だらけで芽が出ていないところが多く目立ちます。次に、左側半分について、AのカラスはStupid Crowです。圃場に張ったテグスに引っかかって、お亡くなりになってしまったようです(合掌)。Bのカラスは前出のClever Crow http://www.jagrons.com/archives/2007/04/post_41.htmlです。張り巡らされたテグスをすり抜けて今日も悪さをしています。わたしが近づくとお尻を向けて去っていきました。Aのカラスが行ったのは天国それとも地獄?