今日、3時に待ち合わせして料理工房「緑彩」http://www.ryokusai.net/index.htmlの伊藤良樹オーナーシェフにお会いしました。以前、飛び込み営業をさせていただいたのが縁で、何度かメールを頂いたりしていました。キャベツを周年使用されるとのことですが、先日キャベツが手に入らなくて困っているとのご連絡を受け、私が懇意にしている愛知県田原町の生産者を紹介させていただいた経緯もあります。
メールのやりとりだけではお互いをよく理解できないとの考えから、ある程度したら実際にあってお話しをすること、これが私のスタイルです。ということで、本日じっくりお話しする機会を得たのです。伊藤さんの持ち味は、常に探求心を持っていること。修行時代に師匠から習ってそれを独自に発展させたロールキャベツが「緑彩」の最も自信のあるメニューです。ロールキャベツといえばロシアの料理ですが、「緑彩」は和風レストランです。伊藤さんは、和風の手法を取り入れて独自の味に仕上げてあります。わたしもひとつ頂いてきましたが、今までに食べたことのないロールキャベツでした。キャベツが何十にも巻かれているのです。それに味は和風です。皆さんにも一度味わっていただきたいロールキャベツです。ただ、常に上を目指す伊藤さんにとって今日のロールキャベツはまだ納得のいくものではないとのこと、やはり、これだけキャベツを多用すると食材が大きく味を左右するとのことでした。わたしたちは、ロールキャベツに向いたキャベツの供給と双方向の情報交換が必要なことで意見が一致しました。
プライベートな面で伊藤さんは今の私と同様の経験があることや、その他、仕事に対する考えが同じことから、お互いに話が弾み、あっという間に2時間半が経ってしまいました。今回の二人の対談はメディアに載せて発信しても十分に価値のある内容だったと思います。お互いに引きつけ合うものを感じましたし、お別れの際は名残惜しくもありました。和食は、伊藤さんに決めました。この人が喜ぶサプライズサービスを生産サイドから次々に浴びせていきたいと思います。また、この機会に和食の勉強も進めていけたらとも思います。今日は、伊藤さんに元気を頂きました。末永くおつき合いして頂いて、今後数々のコラボレーション作品を創っていけたらと思います。