今日は、ジャグロンズの草刈りデーです。パートナーの浅生さんの山田(山の田んぼのこと)にいきました。軽自動車一台がやっと通れる山道を4駆軽トラでぐんぐん進みます。4駆でないと帰ってこれない可能性があるそうです。ちょうど、映画「千と千尋の神隠し」の冒頭の道に迷って入り込んだあの雰囲気です。そして着きました。山の中に広がる1枚の田んぼ、そこは減反なので、草刈りなどの手入れをしておくだけで米は作っていません(水は雨水だけなので米を作るには水が足りないのです)。そこには、昭和30〜40年代の物と思われる車の残骸があり時間が止まっています。そして、田んぼの中には、無数の足跡。爪が2本ある偶蹄目の足跡です。足跡は大きい物と小さい物が混ざってますし、古い足跡と、新しい足跡も混ざってます。そう、そこは「もののけ」の世界だったのです。毎日イノシシ親子がここで戯れているようです。津市にもこんな世界が存在することを初めて知りました。私はまだ実際に野生のイノシシを見たことがありませんが、イノシシは、どこからか私たちを見ていたのかもしれません。
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