今日「ラ・パルム・ドール」の後藤雅司オーナーシェフの著書「俺はあきらめない」を読み終えました。本の中には、いつも顔を合わせている方々も登場し、非常におもしろい内容でした。料理業界の厳しさの他に、フランス料理の厨房の様子など勉強にもなりました。私自身、今の仕事と家族との生活のどちらかを選ばなければならない状況になり、仕事を選んだ結果、先日ひとつの大きな転機(挫折)を迎えてしまいました。3度の大きな挫折を乗り越えて前向きに生きておられる後藤さんの「あきらめるな、半端に生きるよりも、一つの道を究めて見ろ!」という言葉に勇気を頂き、これまで掲げてきた「ほうれん草の生産小売業とサプライチェーンの確立」など、夢の実現に向けて一歩一歩取り組んでいきます。もう一緒に暮らせなくなり、会う機会も制限されてしまったことは、2人の息子たちに対して大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、「夢を実現させること」で自分の生き様を示すことしか、私の父親としての存在を示すことが出来ません。「農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する」ジャグロンズの活動を続けていく覚悟です。
本に書かれていた言葉、「セ・ラ・ヴィ!」という言葉が心にしみました。