今度、草深さんご夫妻の配慮により1軒家に引っ越すことになりました。
ここでちょっと、@草深さんご夫妻との出会い、Aお二人の生き方、B私が感じたことについて紹介させていただきます。
@ある日滅多に行かない津市一身田の田んぼに立ち寄った際、一人の農家の女性に挨拶をしました。「こんにちは」これがきっかけで、農業のことについて色々とお話しするうちにまた時間があるときにお話ししましょうとのことで、電話番号を交換しました。草深さんは大変明るくて感じの良い方で、ご主人と2人でお米を作っているとのこと。それも、20ha以上、すごいです。
A1週間後の日曜日、お電話させていただいたところ、ちょうど田植えも終わって午後もフリーの状態だというので、浅生さんと二人でおじゃましたところ、ご主人は、すごく楽しい方で話しがおもしろい。それに、お二人の生き方がすごい、米作りをとことん追求しているのです。今もお若いお二人ですが、もう少しお若いときには、機械の年間稼働率を上げる工夫として、岐阜や愛知まで稲刈りに出かけたこと、おいしいお米を作るための数々の工夫、悪徳米業者にだまされた話しなど、実に聞き応えのあるお話し、そして、「儲けだけを追求してはいけない。世の中に評価してもらえる仕事をしているとお金はあとから付いてくるんだ」という言葉に心を打たれました。
B話し下手で、情熱一辺倒の私の話にも耳を傾けてくださいました。この方たちはすごい、そしてご夫妻が作っているお米の中で最もおいしいお米「黒田米」の存在を知りました。知る人ぞしる幻のお米です。私は、農繁期に米づくりのお手伝いをさせていただくとともに、ご夫妻の作った黒田米を世の中に広めるべく協力させていただくことにしました。