ほうれん草の移植栽培には不可欠な移植機「おしどりさん」(正式名称:施設野菜用半自動多条移植機)。近畿中国四国農業研究センター時代に共同研究して開発しました。
http://www.naro.affrc.go.jp/top/seika/2005/kinki/ki05018.html
露地のレタス用の移植機「ちどりさん」をさらに軽量化し小回りのきく形にしたものです。電動で、ハウスの中でも排ガスに悩まされず、作業者のペースに合わせて植え付け作業をすることが出来ます。
発売元の和田オートマチックスの内藤和男さんには大変お世話になっております。この機械、2人作業を基本としてますが、息が合わないとまっすぐに植わりません。まさに、おしどり夫婦仕様の機械なのです。人と環境に優しい「おしどりさん」は、これからの時代の新しい道具の形なのかもしれません。ちなみに現在ジャグロンズで使用させてもらっている移植機は露地にも対応した「ちどりさん」と「おしどりさん」とのハイブリッドタイプです。