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紙マルチ(日清オイリオタイプ)の活用

日清オイリオ様http://www.nisshin-oillio.com/から、ご提供いただいた畑作用紙マルチ。現在、ほうれん草の移植栽培に活用できるかどうか試しております。畑作用紙マルチは、これまで、大洋製紙様http://www.sanyopaper.co.jp/の畑用紙マルチを使ったことがありますが、これら2つは全く違った資材です。三洋製紙様の素材は、ジャグロンズでも使用している水稲用紙マルチをエンボス加工して縮を少なくしたもので、基本的には段ボールと同様の素材です。これに対して、日清オイリオ様のそれは、ナシやリンゴなどの、果実の袋かけに用いる紙を素材とした紙マルチで、日清オイリオ様の油の利用技術が活かされているわけです。6月3日に畑に設置し、昨日ほうれん草の苗を定植しました。今日(5日)は、ミスト灌水により十分な水をかけました。使った感じですが、非常に軽くて使いやすい。というのがはじめの印象です。ポリマルチ用のマルチャーできれいに設置できました。それに、灌水した際の感じも非常によい感じです。水を吸いますが、灌水後の紙の表面はさらっとした感じですぐに乾きます。おいしいホウレンソウにこだわる私にとって、常識的には不可能な要素が強い、夏場の露地栽培ほうれん草生産の実用化が夢ですが、私の移植栽培技術とこの紙マルチの活用を組み合わせることで、不可能が可能になる手応えを感じています。私の夢だけでなく、この資材を開発され、現在普及活動に尽力されている西田さんの夢の実現に向けてジャグロンズが大きな一歩を踏み出そうとしています。
 

 

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■コメント (1)

wow !!
its very reasonable point of view.
Good post.
realy gj

thx :-)



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2007年06月05日 10:04に投稿されたエントリーのページです。

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