Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


冬のジャグロンズほうれん草の味を1年中提供できないか?

●10月で、私のほうれん草づくりも丸一年を迎える。嬉しいことに早くも、津のお客さんや秋田のお客さんから、またあのほうれん草が食べたいとの声が挙がっている。ほうれん草づくりは、三重と秋田のサプライチェーン構想を実践してきた結果、一定の成果をあげている。しかし、お客さんの記憶に残っているあの味は、特定の時期に限って生産可能な、旬の味でもある。旬の時期には、生鮮食品としてのほうれん草のご提供が出来るが、今、一年中あの感動をお客様に伝えることは出来ないものかと考えているところである。
●先日、ベンチャービジネスセミナーでご一緒した、フードテック・トレーディング株式会社の名坂社長にお会いした。そこでは、業務用フリーズドライのサービスを行っている業者さんを紹介いただいた。
●知的所有権の件でいつもお世話になっている社団法人発明協会http://www.hirameki.jiii.or.jp/sibu/mie/mie.htmにおじゃました際、谷田出願アドバイザーに、ほうれん草の加工のお話しをしたら、同じ建物にある、三重県科学技術振興センターの藤原孝之さんを紹介していただいた。私に似た名前である。それにどこかで聞いたことのある名前である。そうだ、この方の書いた報文を読んだことがある。ほうれん草の品質についての論文である。そう、この方は、以前農業技術センターに見えた方で、農学博士号を持っている方であった。久々に、同じ分野の方とお話しできる機会を得た。専門用語の並ぶ話はとんとんと進んで、夢が開けてきた。三重県科学技術振興センターでは、オープンラボという制度があることをしった。そこで、凍結乾燥機というものを使ってみようと考えている。この凍結乾燥機、フリーズドライを作る機械であり、研究所勤めの時代、私も何度か使ったことがある機械である。
●1+1+1=5。これが、ビジネスの計算式である。今年は、何かおもしろい商品を提供できそうな気がする。

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2007年09月26日 21:43に投稿されたエントリーのページです。

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