先日、日本ジフィーポットプロダクツ(株) の小原社長から、売り出し中の製品である「プラントプラグ」という農業資材を送っていただいた。わたしの得意とする分野は野菜のセル成型苗育苗に関する栽培技術である。この分野にあってプラントプラグはすごい個性の強いの資材である。植物が小さなポットに根を巻かなくても苗を抜き取ることが可能で、苗が小さい状態でも簡単に植えることが出来るのである。この資材はオランダ生まれで、これからは日本での普及が期待されている。今後、広く普及するためには、販売コストなどクリアすべきいくつかのハードルもあるが、きっと、良い使い道があるに違いない。早速ジャグロンズのほうれん草栽培にも使ってみようと思う。
※左:ほうれん草のセル成型苗、右:播種前の「プラントプラグ」