Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


元気、熱気、活気

●僕はラジオを聴きながら畑仕事をする事が多い。いろいろな情報が入ってくるし、生活にテンポが生まれる。今日は、桂文珍さんがゲストでの番組が流れていた。文珍さんは、地方を回って、落語によって地域を活性化させようと頑張っているとのこと、その会話の流れで、「お客さんの反応で、そこの商店街や地域の景気が分かる」とのこと、元気がないところは地域経済も芳しくない場合が多いそうである。文珍さんは、景気→笑い(元気)もあるけど、笑い(元気)→景気にもつながるのではないかとの考えで、落語の地域講演を精力的にされているそうである。
●先日、「メッセウイング三重」と言うところで開かれていた、農業生産者や農業会社が、人材募集も兼ねた企業説明会のようなものを覗いてみた。元気がない。農業体験を数人の若者が発表するコーナーもあったが、聴衆が10人もいないのに、マイクを使ってゴニョゴニョ言っている。10人20人くらいで、マイクを使っていたんではダメだ!!元気がなさ過ぎる。農業という産業の低迷も背景にあるのだろうが、農業は取り組む人たちの気概にかかっていると思う。もう、同じ農業者間で集まっている場合じゃないような気もした。−2×2=−4といったような、負のシナジー効果が生まれそうな気がして、さっさと会場を後にした。
●メッセウイング三重では、隣の会場で、○○会館という葬儀社の、展示会のようなイベントが行われていた。ウオー!!活気がある。華やかである。演歌歌手も歌っている。熱気が感じられる。少子高齢化が進む日本において、葬儀産業は先が明るい。元来、しめやかに行われる葬儀であるが。ニーズも多様化してくるのだろうし、明るい葬儀もありかもしれない。何よりも、この産業の景気の良さが、その会場の活気につながっていると感じた。
●「元気」な人間が集まって、熱く仕事をしていくことで「熱気」が生まれ、農業と言う産業にも「活気」が生まれたらいいなあ。そんな思いで、僕は現在農業生産活動を続けている。

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2007年11月18日 16:58に投稿されたエントリーのページです。

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