●今日、ご縁あって、鈴鹿市にある菓子屋さん「エコトピア洋菓子ESSENTIA」の坂田徳隆さんご夫妻にお会いした。ご夫妻は家族全員で東京から三重に越してこられて現在のお店をはじめて10年になる。お店の応接間には、元アメリカ合衆国副大統領で環境問題のスペシャリスト、先日ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア氏の「不都合な真実」という本が置いてあるのが目についた。さすが、エコにこだわったお店だ。
●「とことん良いものを作ることにこだわってきた」と語るご夫妻は、常識には捕らわれず、常にお客様のためになる良いものを追求してきたという。食の安全にこだわって、三重県産の小麦を使用したり、地元の商品である、FFCの水を利用したりと、いろいろと工夫をされた洋菓子作りをされてるとのこと。特に僕が気に入ったのは、小麦粉の代わりに米粉を使って作ったシュークリーム(一つご馳走になりました)。「シュー」はフランス語でキャベツのことであるが、この「シュークリーム」は、表面が「シュー」というよりも「たこ焼き」の様な丸いつるつるの形になるのが特徴なのだそうだ。ちょっと最中の皮のような食感は、とても新鮮な体験で、「美味しい」の一言である。ちょっと表現を変えれば、「フランス文化と日本文化の融合作品」とでも言えるのだろうか。
●今日、また一つ新しい文化に触れることが出来ました。おみやげとして頂いたFFCの水を使ったチーズケーキは美味しく頂きました。坂田さんご夫妻、今日は、本当に有り難うございました。
●最後に、「県外から来た県民だから、三重の良さを人一倍感じることが出来るんです」という奥様の言葉には、僕も共感を覚えた。いろんな感性の人が、三重に引かれてやってくるということ。これは、この地域の将来にとって喜ばしいことだと思う。