Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


「作品」の評価に関して

最近思ったことがある。
★「料理=アート」と仮定した場合、その作品の評価はどのようにして決まり、その作品に対してどのようなニーズがあるのだろうか。アートの一つ「絵画」の場合、その評価には長い時間がかかることが珍しくない。料理をビジネスとする場合は、その魅力を十二分に伝えることが重要で、セルフプロモーション能力が経営者に必要とされる能力であると思う。絵画に対するニーズは、ある程度経済的余裕のある客層の中にあるであろう。もし、その価値を十分に理解出来ない客層とその作品が出会ったならば、その作品は不当な評価を下される可能性もある。作品とそれに見合った客層との出会いの環境を整えることがビジネスの成功につながるのであろう。
★「料理=生活必需品」と仮定した場合はどうか。この場合、いかにリーズナブルであるか、というような割安感が重要であろう。気軽に食べれて栄養があって美味しいことが重要であろう。
★僕はジャグロンズのほうれん草=芸術品を意識した物づくりに取り組んでいる。1束200円の価格設定は、生活必需品としては、割高感を感じるかもしれない。しかし、僕は、200円で安いといわれるようなほうれん草を作っていきたい。それが、芸術品を意識した物づくりであると思う。一方で、お客様に、割安感を感じて僕のほうれん草を食べて頂くには、直営の飲食店の経営が有効だと思う。これはずっと先のことになると思うが・・・いつかは実現したい夢である。

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■コメント (1)

ヨコハマ:

いつも見ております。着々とほうれん草の輪が広がっているようですね。



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2007年12月25日 22:11に投稿されたエントリーのページです。

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