●ものを観るということは、奥深い。
●昨日までの「トカゲ」くんに関する投稿記事について、読者の方から「トカゲくんは何かを伝えたいのではないですか」とのコメントを頂いた。
※(トカゲ君の記事については文末に示した5つの投稿文をご覧ください)
●それまでの僕のトカゲ君に対する観察の仕方は、少しの疑問はもちながらも、トカゲ君が「遊びに来た」というように主観的(能動的)な見方をしていた。
●@)トカゲ君が4日続けて現れたこと、A)読者の方からのコメント、B)それに、トカゲが一瞬見せたへたった仕草。この3つの要素が、僕のトカゲ君に対する状況把握を180°変えることになる。客観的(受動的)見方への変換ということもできよう。
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●ものを観るということは、奥深い。
●情熱的な人間は、主観的にものを観ることが多いように思う。そのエネルギーは、その強さ故に本来の姿を変えてしまうことすらあるように思う。これは「愛」の要素である。
●一方で、冷静な人間は、じっくり客観的にものを観ることが得意である。そのスタイルは、その対象がどんな状態にあるか、なにを求めているかを汲み取って、その対象に最も適切な対応をとることができよう。これは「慈悲」の要素でもある。
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●ものを観るということは、奥深い。
●トカゲ君の一件で、僕のものの見方の移り変わりを知ることができた。
●主観的→客観的、愛→慈悲への変化である。
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●世の中、対局の要素が、うまく絡み合っているとことにおもしろさがある。
●自分の中に軸をもちながら、2つの要素をバランスよく保つこと、組織にも対局の考えを持つ個人が混在しているところに可能性がある。
●対をなす要素が存在すると言うことは、「中庸」が存在する大前提なのだから。
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■トカゲ君の記事その1:http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_334.html
■トカゲ君の記事その2:http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_337.html
■トカゲ君の記事その3:http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_343.html
■トカゲ君の記事その4:http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_344.html
■トカゲ君の記事その5:http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_345.html