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今野郁先生

●私が、一様性と多様性という言葉に出会ったのは、高校生の頃、生物学の授業だったと思う。
●今野 郁(コンノカオル)先生という男性の生物学の先生がおられ、一年間だけその先生に学ぶ幸運に巡り会えた。
●先生は、私の母校秋田県立大曲高校の先輩でもあり、理学部出身の学者肌の教育者でいらした。
●先生の授業は、僕の琴線にふれるものであった。次第に僕は、先生の授業に引き込まれてゆき、授業以外でも、職員室や理科室におじゃまするようになる。
●今野先生は、新潟大学の恩師である藻類学者、野田光蔵博士http://net-report.jp/sorui/z_danwa/20c2.htmlのお弟子さんである。
●先生自身も高校教師としての仕事の傍ら、研究を進められ、「秋田県沿岸における海流と海藻の分布」に関する研究で、京都大学より農学博士を授与されている。
●先生が博士号を授与されたとき、私は、高校2年か3年のころであったと思う。博士という言葉は、雲の上の存在であった当時の私にとって、人生で初めて接した博士が今野先生であった。
●高校3年のある日、理科室で先生とお話ししていたときのこと、「そんなに生物学が好きなら大学でもっと勉強して、高校に帰ってこないか?」その一言が、僕にとっての殺し文句であり、僕の勉学心に火をつけたのは言うまでもない。
●先生との出会いは、私の人生に大きな影響を及ぼす第一分岐点であったように思う。

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2008年09月12日 11:51に投稿されたエントリーのページです。

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