Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


ほうれん草の病気「べと病」


●珍しい病気が出ました。べと病です。
●この病気は、Peronospora spinaciae(ペロノスポラ・スピナシアエ)という病原菌(カビ)によって起こります。
●以前、近畿中国四国農業研究センターにいた頃一度見たことがありました。
●あれは収穫前のほうれん草でしたが、今回は苗が罹病したケースでした。
●「次郎丸」という大変古い品種を使用しましたが、この品種だけに病気が出ました。その他数品種を使用していますが他の品種は抵抗性を持った品種なので大丈夫でした。
●「次郎丸」は東洋種のおいしい品種なのですが、病気に対する抵抗性がないのが欠点です。
★今回は、この「次郎丸」だけに「コサイドボルドー」という農薬を使用しました。
★この「コサイドバルドー」、実は、有機農産物にも使える農薬なのですhttp://www.greenjapan.co.jp/yuki_hyoji_noyak.htm
★薬の効果は弱いですが、私たちはできるだけ安全な農薬を最小限に使ったほうれん草づくりを心がけています。
●今回、病徴の確認と登録農薬のご助言を頂いた、野菜茶業研究所の寺見さん、ありがとうございました。

■トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jagrons.com/mt/mt-tb.cgi/503

■コメントを投稿

(初めてコメントしたいただいた際は、コメントを表示する前に確認作業をしております。その際はしばらくお待ちください。)







■About

2008年10月22日 21:52に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「トワイライト・ディープ・ブルー」です。

次の投稿は「貯穀害虫「ノシメマダラメイガ」」です。

 

Powered by
Movable Type 3.34