●自分が知っている自分と、人の評価は一致しないことが多い。
●歴史上の人物の評価も、評価基準は他人の視点。
●人の個性や持ち味を吟味するときに、単眼的な視点で捉えるのはあまり適切でないと思う。
●複眼でみるのがおもしろいし、合理的である。
●自分の目で見えるもの、感じるもの。それに、他人の目に映るもの、感じるものを統合することでより客観的な評価ができる。
●人の評価とは、ある物差しではかった場合のその人の優劣ではない。人の持ち味を把握することでありその人を最大限に活かすために必要な「観る」という行為である。
●私が取り入れる他人の目は、「信頼できる他人」の目である。信頼できる仲間を多く持ち、その人たちの目に映ることを聞くことは非常に大切なことである。
●どんな人間でも完璧な人間はいない。もし、自分には全く落ち度がないと他人を否定するような考えがあったならば、それは争いの「種」であるし、危険である。そのような考えとは一定の距離を保たなければならない。
●理想の自分に近づくように努力することと同様、自分の不完全さを知ることが大切だ。それによって、他人を許容できるようになるのだから。