★岩手県出身の菊池さんは、農業分野における労働科学のプロフェッショナル。ただいま花嫁募集中です!!
●昨日は、埼玉からのお客様もお迎えしました。
●農研機構、生研センターhttp://brain.naro.affrc.go.jp/の菊池豊さんです。私が、かつて勤務していた組織の中でも特に農業の機械化等に関する研究分野で我が国の先導的役割を果たしてきた生研センター。そこで、菊池さんはこれまでに農作業の安全性などに関わる分野を中心とした労働科学分野で活躍してこられました。
●私たちジャグロンズの活動の意義の一つが、研究開発した技術を産業現場で活用する事。そのためには、作業負荷や労働時間がコスト面等で大変重要となってきます。
●基礎的な視点での農業技術の開発分野では、とかく作業時間や労働環境に関わる労働条件が軽視されることがあります。しかし、作業効率を含めた労働科学の知見の活用はサイエンスの産物を産業の場で活用する上でのもっとも重要なポイントの一つなのです。サイエンスの産物を実業分野で活用することは、「死の谷」そして「ダーウィンの海」http://www.jagrons.com/archives/2007/10/post_142.htmlに橋を架けることですが、アグリビジネスの分野では工業分野以上に「作業効率=コスト」の意識を高めていかなければなりません。そういった意味で、菊池さんの研究分野は、これからの日本の農業を強くて逞しいものにする上でなくてはならないものなのです。
●菊池さんからは、いろいろとご指導いただきました。有り難うございました。今後ともよろしくお願いいたします。