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再生紙マルチ水稲直播シートを使った田んぼの生き物たち2


★紙マルチ付近の水辺の生き物たち

↑◆1)これは何者による仕業でしょうか?もしかしてオケラかも!
※紙マルチの下を何かの生き物が穴を掘って進んでいるようです。

↑◆2)イトミミズ
※水がたまりっぱなしのところでは、稲籾が芽を出さずに、ついにイトミミズが発生してしまいました。

↑◆3)ヤゴ(トンボの幼虫)


 
↑◆4)カゲロウの仲間の幼虫?
※これは何だ!?水中で泳ぐ姿形は陸に生息するアリジゴクのようでもあります(写真上)。時折、しっぽを水面につきだして呼吸をしています(写真下左)。手に取ってみると顔は蛇トンボ(カゲロウの仲間)の幼虫の孫太郎虫にも似ています(写真下右)。肉食系の昆虫で農業害虫ではないことは確かです。風の谷のナウシカに出てくる虫のように優雅に水中を泳いでいます。
 
↑◆5)アメンボ
※何か餌を見つけたのでしょう。ハイエナのように群がるアメンボも観察されました(写真右)。

↑6)オタマジャクシ
※実はどう猛な肉食系小動物でもあります。


★あぜ草に潜む生き物たち

↑1)コガタルリハムシ
きれいな色をしています。

↑2)地グモ


★あっ!忘れてた!!

↑1)イネミズゾウムシ
※まだ植物が小さいのに1株に1〜2頭のイネミズゾウムシ(害虫)が付いています。移植栽培の稲にもたくさん付いていますが、食害による被害度は、直播栽培の方が大きいです。イネミズゾウムシの発生のピークは5月下旬から6月上中旬といわれているので、もう少し我慢すれば、落ち着くでしょう。がんばれ!!あきたこまち!!

↑2)雑草
※紙マルチを敷設していないところは、このように雑草が生えてきました。

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2009年06月13日 11:25に投稿されたエントリーのページです。

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