★↑「この株は、今、分けつしようと必死に踏ん張っているところなのだよ」と先人はいう。
●ここ数日、いろんなところに出かけて田んぼの稲の観察をしている。そして、昨日、美郷町内にある大坂さんの田んぼに立ち寄ったときのこと(大坂さんには再生紙マルチ直播栽培をちょっとだけ試していただいている)、ちょうどそこに大坂さんが現れ、そしてもう一人のご年輩の男性が車を止めて話しかけてくれた。その方は、高橋さんという同じ町内の方であった。高橋さん、大坂さん二人とも70歳を超えているが、現役の稲作農家でもあり、米作りの技術について語る際の目の輝きが違う。お二人とも少年の目の輝きを持った大先輩である。夢を追うのに年齢は関係ない。これまでにいろんなことに挑戦してきた先人の知恵にふれることで、私たちはそのスピリッツを感じ、後世に伝えていく使命があるように感じた。「また会ってお話を聞きたいな。」そんな感じを受ける先人がここにはたくさんいるように思う。