●7月10日は、酒米づくりの勉強会に参加する機会を得た。美郷錦などの酒米の生育調査現場に同行させていただきましたが、そこでお会いしたのが、秋田県農業試験場の川本さん。川本さんは美郷町出身で秋田のコメの品種改良を仕事とされている。川本さんは、進んで田んぼの中に入って、イネの茎数、草丈、葉色を調査して、即座に、その田んぼのイネがどんな状態にあるかを判断される。川本さんは、米作りの内科医に見えた。聴診器を当てるように、イネの葉色を調べ、追肥が必要か否かを判断する。必要以上量の追肥は、いもち病という恐ろしい病気を引き起こしてしまうことになる。●今回の大きな収穫は、茎数の数え方と幼穂分化の調べ方を直接教えていただいたこと。ありがとうございました。