最近色々な、社会的ステータスのある方々とおつき合いいただいている中で、気づいたことがある。人を叱りつけた上で、自分の間違いに気づいても絶対に謝らずに、済む人がいると言うことである。自分の間違いで人を怒鳴っておいて、その後、自分が間違っていたらすぐに謝るのが当たり前のことだろう。しかしこれが出来ない人がいる。これは、大変かわいそうなことである。まわりにイエスマンしかいないのかもしれないが、大変かわいそうなことである。その点、私は幸せである。早朝の仕事のスタートが遅いと、指摘して尻をたたいてくれる仲間がいる。人ごとではない、社長業も、油断すると「裸の王様」になる危険をはらんでいる。いや、実は誰でも「裸の王様」になる危険性をはらんでいるのではないか。声が大きく、積極的に発言をする人、話し出したら止まらない傾向がある人。自分の欠点を客観的に把握できていない人。そんな傾向のある人は、どんな小さな集団でも「裸の王様」になる可能性をはらんでいる。人ごとではない、気をつけなければいけない。