●先日、三重県の農産物のブランディングに取り組んでいる方とお話した際。「地方市場の活性化も大きな課題の一つ」と話しておられた。その後少し考えてみた。私も、地元市場に出荷しなくなって久しい。
●でも活性化するのは簡単ではないか?市場はオークションであるから、買い人(欲しい人)が多ければ、活気付くだけの話ではないかと。何で、市場が、元気がないか?それは、出荷する人が増えないからだ。何で増えないのかというと、良い値が付かないから。何で良い値がつかないかと言えば、買い人が少ないから。
●実は、野菜の出荷は手続きするだけで誰でも出荷できる。しかし、三重の市場では買い人の番号を手に入れるには規制がある。活性化のためには、「買い人」の参入を自由化すれば簡単に活性化するはずである。三重のほうれん草の中には大変良いもがある。是非、買い人参入規制を緩和して欲しい。そうしたら、私たちも「生産者サイドの独自の視点」から落札する「買い人」になって、市場の活性化に貢献したいものである。