●「やりたいこと」と「やれること」。自由に自分の人生を選択できる現代では、ややもすると理想と現実のギャップに苦しむことが懸念される。●すなわち、「やりたいこと」−「やれること」がプラスになると、それらは実現可能なものから夢物語に変化する。自分で期限までに実現できない「やりたいこと」は夢である。●しかし、夢を持つと言うことは悪いことではない、情報化社会の中で人との出会いの頻度が従来よりも格段に増えた現在、夢に共鳴する仲間が現れて、それが実現しうることも十分にあるからである。●夢を持ちつつも、心を鎮めた状態で、自分で「やれること」、いや自分が人よりも得意なことををシンプルにあぶり出し、それに集中することが、しいては夢の実現につながるような気がする。