すごい人がいるものだ、水稲を100ha作っているという。滋賀県にある農業生産法人、有限会社フクハラファーム代表取締役の福原昭一さんがその人である。今日、弊社までわざわざ足を運んでいただいた。弊社が農林水産省の研究所(近畿中国四国農業研究センター)から受け継いで継続している事業の一つ、再生紙マルチ水稲直播シートの使用を検討しておられるとのこと。「試験的に1haほど作りたい」そんなスケールの大きなことをおっしゃる福原さんには、米作りに関する技術と理論がある。普通なら「いきなり最初からそんな面積は辞めてください」とお客さんに進言するが、今回は別のように感じた。栽培面積だけではなく高い技術を兼ね備えたおそらく、日本でトップクラスの稲作組織ではないだろうか。フクハラファームならば、再生紙マルチ水稲直播栽培の大規模生産を世界で始めて成功させる組織ではないかと思う。
http://www.fukuharafarm.jp/