●先日、船谷建設さんとのご縁で市内の駅周辺で直売を出来ないかと市内のとある駅周辺を散策していたところ、「駅の構内で、許可なくものを販売することを禁止します」との張り紙が目に付いた。「ということは!!」。許可があればいいのかな。そう思って、駅員さんに尋ねたところ、「詳しくはわかりませんが、たしか近鉄津駅の構内で、毎週水曜日に、農産物を販売しているグループのみなさんが見えますよ」とのこと。早速駅に問い合わせたところ、近鉄津駅の伊豆さんという方が、すごく丁寧に対応してくださった。そして、JA津安芸の前田様経由で、駅前直売グループ代表の佐野さんという方を紹介していただいた。紹介いただいたその日はまさに直売日当日。早速、駅前に佐野さんを訪ねた。
●世の中狭いものである。佐野さんと私は顔を合わせるなり、「あっ、どこかでお会いしましたね」。「食彩フェスタ(津の物産展)でお会いしましたね」。「そうそう、あんた、高いほうれん草を売ってる人やんか」。そう、私たちは高いほうれん草を売っている生産者なのである。私たちのことが地域にも少しずつ認知していただいているのは嬉しいことである。さて、佐野さんたちのグループは5年以上前から駅の構内で毎週水曜日、とれたての農産物や加工品を持ち寄り販売しているとのこと。コンセプトはズバリ、すべて100円。この価格では私たちは太刀打ちできない。「お互い、ちょっと商売のスタイルが違うよなあ。」というのが、二人の一致した見解。
●そして、今日、たどり着いたのが、株式会社近鉄リテールサービスの中郷さん。実際にお会いしてお話ししましょうということになった。「魚心あれば水心」。また新しい「クロスフィールドイベント」の始まりの予感がする。