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現実主義のカエルの寓話

数日前に、青森中央学院大学の塩谷未知先生からのメルマガが届いた。
今回もいい話が書かれてあったので皆さんに紹介する。

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先行き不透明時代を生き抜く現実主義・・・「現実主義のカエルの寓話」

★★牛乳瓶に落ちた現実主義のカエルはもがくうちに、牛乳の乳脂肪が固まった。(バターができた)そして、それを足がかりに無事脱出できた。★★

■楽観主義

牛乳瓶に落ちた楽観主義のカエルは、「誰かが助けに来てくれる」とばかりに、じっと救出を待つ。
そして、牛乳の中でおぼれ死ぬ。
実際に、人間も「大きすぎて潰せない」とばかりに、
救いの手を待つ楽観主義に陥ることがある。

■悲観主義
悲観主義のカエルは、「どうせ、もがいても、頑張っても」、とじっとしている。
そして、楽観主義のカエルと同じように牛乳の中でおぼれ死ぬ。
「どうせ」と言って、もがくことなく消えていった企業や個人は多い。

■現実主義
その点、現実主義者は違う。
目先の見えている所へ必死になってもがき到達する。
少し前に進み、あるいは高い視点を得ると同時に、違った世界が見えてくる。
また、ちょっと楽観主義的かもしれないが、その本気度が思わぬ救いの手を招くこともある。
先行き不透明で閉そく感のある時代。その霧が晴れることはあるまい。
そんな時代は少しでも見えている所に自力でたどり着き、違った視点で打開策を考えるのが、局面打開に最も成功確率が高いのではないか。

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●なるほど、面白い考えである。楽観主義と悲観主義の2軸でものを見てきた僕にとって、楽観も悲観も結果は同じとの見方は面白い、そして現実主義といううもうひとつの軸があるということ、それが、行き先不透明の時代を生き抜く方法であること。なるほど面白い。
●よし!!僕もこれからなるべくもがいてバターを作ろう。現実主義が最善の方法と分かれば、まあ、先行き不透明時代も悪くないように思う。時代は楽しんで何ぼのもののような気もする。

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2010年07月01日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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