Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


みんながんばりましたが、惨敗の夏でした。

●ジャグロンズ、4年目の夏、今年は枝豆一色の夏でした。多くのジャグロンズレコードを連発するも、枝豆の売り上げ目標400万、デッドライン300万のところをまさかの185万、農業経営としては惨敗です。数字を素直に受け入れ、本命事業(事業の柱)である三重安濃津拠点での「益荒男ほうれん草」事業に勝負をかけたいと思います。
●夏の益荒男ほうれん草事業は、生産物はすべて完売でしたが、枝豆に力を注ぎすぎたために、病虫害により生産量が少なく、来季への課題も多く残る一夏でした。
●経営者藤原の素人経営(残念ながらプロの土俵に立ちながらまだ、本当の経営者にはなっていないと自覚しております)と少ない資本金での出発との相乗効果で常に資金繰りに苦心するジャグロンズですが、多くの人が集まり何とか今も継続できているのは不思議というか、運が強すぎるだけかも知れません。経営者として、もっともっと精進を重ねなければなりません。今回の夏の事業によって経営的に窮地を迎えていますが、地域の主力銀行さんが積極的に支援を検討してくださるようになりました。これは、5年前では考えられなかったことです。継続することが力となっているのかもしれません。ジャグロンズは、護送船団方式ではないので、一人ひとりがアグリビジネスを意識して活動をしていくことが必須です。安定志向の人材がジャグロンズで活動すると理想とのギャップにびっくりすることでしょう。厳しい現実ですが、ジャグロンズは、藤原の経営判断のもと、1シーズンに1度(半年に1度)の割合で大きなスクラップ&ビルドを繰り返します。こうして私たちは、反省を次への資産として、筋肉質の経営体質を構築しつつあります。9月30日は第3期の決算日、今年は惜しくも黒字経営にたどり着くことができませんでしたが、来期は、黒字経営に転換させる予定です。
●私は、これから、三重に向けて出発します。まだ、物の移動を伴う「渡り鳥農業」ですが、来期は、人だけが身軽に移動するだけでできる「渡り鳥農業」を実現したいと思います。

■トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jagrons.com/mt/mt-tb.cgi/1021

■コメント (1)

埼玉のおじさんより:


隆広へ
 暑い夏、枝豆作りも大変でした
ね!
 おいしい枝豆を送ってもらって、家族でおいしくいただきまいしたよ。
 時々、ネットを見ています。
 今回は思うようにいかなかったようですが、農業の活性化のため頑張って!応援していますよ
      埼玉のおじさんより



■コメントを投稿

(初めてコメントしたいただいた際は、コメントを表示する前に確認作業をしております。その際はしばらくお待ちください。)







■About

2010年09月03日 19:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「不思議な体験(”!”;」です。

次の投稿は「三重でのほうれん草づくり開始しました。」です。

 

Powered by
Movable Type 3.34