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調理用トマト

●2010年9月13日に名古屋にある東海学園大学で開催された研究会に参加した。テーマは、「高リコペントマトの生産から調理まで」。
●地球人のトマトの平均摂取量は18kg。これに対して、日本人は9kgと世界の半分である。世界でもっとも多くトマトを食べている国はギリシアで96.8kg。トマトには、健康に役立つ栄養素や成分が多く含まれリコペンもそのひとつ。
●食と健康を考えるならば、栄養価の高い野菜を作ることもさることながら、野菜を多く摂取することがもっとも合理的のように思う。そういう意味では、サラダやフルーツとしての生食よりも、ソースや煮物でたくさんたべられるトマトの消費スタイルが今まで以上に普及することが重要と感じた。
●トマトのリコペンは小腸から吸収されて、「カイロミクロン」と言う血中のリポタンパク質に取り込まれるとのこと。カイロミクロンが多く存在する体質の人は、メタボ体質であることが多いといわれるが、そういう人のほうが、リコペンの体内吸収力が高いというのは意外だった。
●日本人の健康を考えるならば、トマトの消費スタイルの多様化が不可欠であると感じた。また、「将来的にジャグロンズにも世の中に貢献できることがある」と手ごたえを感じた研究会参加であった。

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2010年09月15日 00:27に投稿されたエントリーのページです。

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