●「双子のパラドックス」と呼ばれるアインシュタインの「相対性理論」に関連した有名な思考実験がある。これは、双子の「弟」が地球に留まり、もう「兄」が高速のロケットに乗って宇宙を飛行したあと地球に帰還した場合、帰還後の「兄」の年齢が「弟」よりも若くなるというもの。
●なるほど、この「双子のパラドックス」からすると、1箇所で農業する農業従事者に比べて、移動を伴う「渡り鳥農業」従事者は、若干若くなる(歳をとらない)計算である。しかしこれはあくまでも希望的所見。物理的にはそうかもしれないが、心の感じ方としてはほとんど差がないそうである。
●どんなことに直面しても「くよくよせずに、前向きに」対処することが歳をとらない(老けない)秘訣のようにも思う。