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地震の恐ろしさ

●地震、雷、火事、親父。昔から言われる恐ろしいものの順番である。親父が恐ろしいかは今の世の中疑問であるが、やはり地震は恐ろしい。この四つの恐ろしいもの、予測が難しい順番でもある。予測が難しいほど、被害をさけることが難しくなる。
●先日の報道で、1000年前にも同じような地震と津波があったとのことを知った。大津波を伴う大地震は、千年周期でやってくる可能性が強いとのこと。ある程度予測できる可能性があると言うことである。しかし、気をつけなければいけない。10年一昔といい、それを100回繰り返したら、遙か遠い昔のこととして、人は今の生活とは切り離して考えてしまう。大地震の頻度は非常に低いが、被害が甚大であるのだから。
●ジャグロンズの秋田美郷拠点も今回の東北関東大地震では大きな揺れと度重なる余震に見まわれた。以前も、ブログに記載したが、1896年(明治29年)に秋田県六郷町(現、美郷町)六郷東根地区を震源とするマグニチュード7.2の直下型地震(陸羽地震)が記録されている。美郷拠点は、六郷東根地区の中心地に位置している。それから115年経過した20011年の現在。100年周期の地震が起こるには十分な地下エネルギーが蓄積していることを想定することは容易である。
●3月11日の東北関東大地震では、多くの方が被災した。津波の影響は、戦争の被害と同等の悲惨さである。地震の巣とも言われる日本列島。国内で避難するのはどこに行っても同じことなのかもしれない。しかし、今回の教訓を生かして出来ることは、科学の発達した現在、100年前、1000年前と比べて無限大である。いつか、人類の知恵を活かして、地震の恐ろしさを克服できる日が来るのではないかと思う。

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2011年03月17日 06:50に投稿されたエントリーのページです。

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