Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


ジャグロンズの原点を忘れずに

●先日、知り合いの大農業生産法人の社長から電話を頂いた。是非野菜生産部門に力を貸してほしいとのことだった。大変光栄なことである。最近、ブログの書き込みが少なかったため、僕が三重の農場で野菜作りをやめてしまったと思ったらしい。
●確かに、ジャグロンズ4人衆での企画型農業は、半年以上前に自然消滅し、以前の管理重視型のスタイルとは大きく変わった形態になったが、この半年間、新しいスタイルを考えうまくやっている。新しいスタイルといっても、実は新しくはない。すなわち、5年前の原点に返ってじっくりものづくりに取り組むスタイルである。5年前の原点にあるジャグロンズの取り組むべき活動、それはアグロノミストを増やしてゆくための活動を忘れないことである。この活動も、スタッフが大きく若返ったことで可能になりつつある。
●さて、昨年は、三重バイオトレジャーに選定されるなど、三重県で「益荒男ほうれん草」がブレークの兆しを見せた。そして、今年はキャベツの新ブランド「金太郎キャベツ」、「銀次郎キャベツ」を少量限定でリリースした。今年の夏は枝豆「兎豆」、秋には甘藷「浄土寺いも」もリリースする。
●生産現場、すなわち「農」の現場で科学技術と文化の調和を目指す活動は、着々と進んでいる。今年は何とか農業でやってゆく目処がつきそうだし、今後大きく発展させるためのポイントも見えてきた。焦らず、急がず、着々と楽しみながら仕事をこなしていこうと思う。

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2011年07月14日 10:36に投稿されたエントリーのページです。

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