●今日9時頃から急激な雨、雨、雨。午前中にレストランのシェフと約束していたさつま芋を農場に取りに行くと、、あれだけ排水の良い浄土寺圃場が、水浸し。反射的に排水の溝を切る作業をした。その時、遠くから、洪水避難勧告の放送が聞こえてきた。大粒の雨が降る静かないつもの圃場の風景。こんな何でもない静けさの中に自然の脅威を感じた。大きな天災は静けさの中から起こるような気がする。幸いにも堤防は決壊しなかったようだが、自然に対する畏敬の念を感じたひと時であった。
●今年の「農」の現場での新しい挑戦の一つは「芋」。野菜の中で最も台風に強い品目である。雨の中飛び込んだ津市のレストラン「ラ・パルム・ドール」http://www.inetmie.or.jp/~palme/オーナーシェフの後藤さんに2種類の紫イモを届けるのが目的。シェフがさっと調理して食べさせてくれたさつま芋は、種類によって味が大きく違った。無農薬無化学肥料で栽培した素朴な外観のジャグロンズのさつま芋「浄土寺いも」は、10月のメニューで採用していただく方向でご回答をいただいた。どんな料理になるのか皆さんお楽しみに。
●事後報告になってしまったが、レストラン「ラ・パルム・ドール」の後藤シェフには、ジャグロンズが初めて世に送ったミニキャベツ「金太郎キャベツ」、超ミニキャベツ「銀次郎キャベツ」を8月のメニューで初めてご使用いただきました。畑で見つけた小宇宙「ジャグロンズのミニキャベツ」については、またの機会にご紹介できたらと思います。