●農作業に限らず、機械の修理や施設の組み立て等、いろんなことをやらなければならないのが、研究所時代と生産者時代の違いである。
●木工、パイプハウスの組み立てなど、生産者になって多くの設備を整えだいぶ自分の出来ることの幅も広くなった。どんなことでもやってみると出来るものである。
●しかし、最近思うことがある。出来ないことはないが時間がかかりすぎる。効率よくやるには、場数を踏むことと同時に、現状に満足せずに常に向上心を持って創意工夫をこらすことが重要だと思う。そこに、「プロ」と「アマ」の違いがある。
●その仕事でお金をもらっている客観的な「プロ」であっても、たらたら仕事をしている「プロ」もいる。それは「アマ」である。客観的な「アマ」であっても、スピリッツとしての「プロ」でありたいものである。それが、ものづくりに携わ人間の「適性」というか「性分」というか「抱負」である。