●マーケティングにおいて、おいしかったとか、まずかったとか、その商品がどんな評価を受けたかを示すデータを定性データという。一方、どれだけ売れたといった、数値データを定量データという。
●オイシックスさんや伊勢丹新宿店さん、そして多くの料理人の皆さんには、定性データを駆使して、益荒男ほうれん草の価値を現在まで高めてくださった。現在、津市内でブレークしつつある安濃津ほうれん草。主にマルヤス山の手店さん、南が岡店さん、それにコスモス島崎店さんにおいていただいている。身近なスーパーさんでは、高級店であってもやはり定量データが重視される。
●津市内のお店に益荒男ゴールデン系の安濃津ほうれん草をおかせていただいたが、実際に売り場に行ってみたところ、外見があまりよくないのでいくつかを回収させていただいた。実はお店には売っていない美味しさのほうれん草なのだが、お客様に買っていただけないならば、食べてもらうこともできないのだ。
●ジャグロンズのほうれん草には、ゴールデン系とブラック系の2つの強力なアイテムがある(アフロにもゴールデン系とブラック系が存在する)。かつて市場に出回っていたが今は忘れられた懐かしの味、そして、桁外れな成分スペックを誇るゴールデン系。これは、定性データを目安としたマーケティングにおいて力を発揮する。ちょっと硬いが葉色が濃い色黒のブラックは、定量調査にめっぽう強いアイテムである。
●ジャグロンズのほうれん草をもっと世の中に広めるために生まれてきた、双子の兄弟、「安濃津ほうれん草」と「高虎ほうれん草」。両者には、ブラック系のキャスティングがふさわしいと考えている。