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自分の内に秘めるエネルギーの使い方

●研修中の若手スタッフを指導する。私は、気持ちが入りすぎてヒートアップするタイプ。こんなタイプは、研修を受ける側もなかなか大変だ。指導の成果がでるかどうかは、私がどんな指導をしたかではなく、指導を受ける側がどれだけ一生懸命やっているかにかかっている。どんな指導をしても、据え膳を待っているだけではものにならない。一生懸命を持続する力が必要である。私のエネルギーは大分空回りでも、受け手側の継続するエネルギーは、大したものである。成果も少しずつ見えてきている。
●もう一人の中堅スタッフ、なかなか仕事ができるし、絶対に裏切らないので信頼しているのであるが、一つ問題がある、足癖が悪いのである。内に秘めたエネルギーを、会社の備品や設備に向かってけりつける。コンテナは壊れるしドアもへこむ。よく聞いてみるとそれは、すべて社長の私のせいだという。私のエネルギーが、周り回ってものを壊したのだろう。しかし、闇雲に近くにあるものを壊してはならない。それは、人に暴力を振るうことと同じくらい悪いことである。今度なにかいらない皿でも準備しておこうと思うので、それを思いっきり壊してもらえたらと思う。足癖さえ良くなれば、会社にとっても私にとってもかけがえのないスタッフなのだが。これも「玉に瑕」といったところだろうか。
●どんな人間でも内に秘めたエネルギーがある。火山の噴火ように、エネルギーをちょっと地表に吹き出すことも良しとしよう。

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2013年01月07日 21:09に投稿されたエントリーのページです。

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