●50年に一度、未曾有の洪水に見舞われた9月30日、そして、先日1月27日、爆弾低気圧による爆風により、強力な浮力により、ハウス4棟(桃薫ハウス、第1育育苗ハウス、第2育苗ハウス、機械庫)、延べ700平方メートルが崩壊。今季は、人生初めての出来事が多い。
●今日は辛うじて、何を逃れた資材庫を急遽機械庫に改装して、機械類を格納した。日が暮れて風がなくなった満月の下、屋根をかけて、補強バンドを張ろうとしたとたん、急激な風とともにぼた雪が降ってきた。水濡れに弱い機械類はぎりぎりセーフであった。
●ハウスの崩壊に関しては、今季は、農業共済の保険に入っていたので、不幸中の幸いであった。来季までは大型育苗施設も不要なので、ハウス類の設備のダウンサイジングを敢行し、もっと、強固な設備を整えてゆきたいと考えている。
●深夜1時過ぎの今、外は真っ白な雪、なにかが起こる予感がする。津が雪ということはたぶん、ここ1週間は、注文が殺到する。
●今年は、良くも悪くも当たり年である。まさにジェットコースター人生(3年前のブログ参照→)http://www.jagrons.com/archives/2010/09/post_855.htmlである。大きな困難の先には大きな感動、まさに「人間万事塞翁が馬」人生である。
●何度も、困難にぶちあたると、まだまだ、自分の詰めの甘さに気づく今日この頃である。「天災の一部は人災」、私は常日頃このように考えている。ああしていれば良かったのにと思うことが多いのだ。
●何はともあれ今日は遅くまで、一緒に作業をともにしてくれた2人のスタッフに感謝したい。