●3日前、ほうれん草リテールパッケージ製造のための作業ラインのベルトコンベアが壊れた。原因は、錆びて劣化したチェーンの切断。メーカーのオークラさんに問い合わせたら、的確な対応を頂いたが、同時に地元の管財やさんに問い合わせたら、すぐに同等のチェーンを取り寄せてくれるという。
●本日注文したチェーンを入手、機械技術のメンター的存在である大坂鉄工所の大坂さんに相談に乗ってもらいながら新しい1mのチェーンを適当な長さに切断し、ギヤに装着してから両方を接続。そして、無事修理完了。壊れたベルトコンベアは何事もなかったように復活。
●その復活作業が楽しくも有意義な1時間であった。
●仕事を快適にする道具や、機械は、壊れて初めてその仕組みを知ることが多い。そしてそれまでの働きに感謝しながらも、修理して治す。ものづくりの現場では、機械や道具を容易に修理できるかどうかが、経営面から非常に重要になってくる。ものを修理できる人は、ものを丁寧に使うようになるし、ものを壊しにくくなる。
●今回のような経験は、いつか、本気で農業で独立したい技術系の研修生が現れたときに役立つことを確信している。