●3月24日、村林靖(オサム)さんが亡くなった。享年74歳であった。村林さんは一貫してバレーボールの名門松坂工業高校の監督として多くの生徒の指導に当たられた名監督である。高校教師を退職されてから出会った私たちも、監督との愛称で呼ばせていただいていた。
●村林さんとは7年前、ちょうど農業を実践し始めたとしに出会った。2匹の秋田犬を散歩しながら、いつも遠くから声をかけていただいた笑顔が思い出される。村林さんは、よく私たちを食事に呼んでくださった、そしていつも艶のあるジョークを飛ばしては、私たちを楽しませてくれた。
●ジャグロンズがいかなる時も、強力なサポーターとして常に応援していただいた。もう使わないからとアクティー3号(ブルー軽トラ)を寄贈していただいたり、事務所移動の際は、仮事務所兼住居として、村林さん所有の住居を無償で提供していただいたことには感謝してもしきれない。
●「あんたらのような人たちが、これからの世の中をよくしていく」これが村林監督の口癖であった。ジャグロンズ活動開始から7年目、強力なサポーター、村林監督とのお別れは残念きわまるものがある。少なくとも、もう3年は元気でいて欲しかった。私たちジャグロンズは、10年目に向けての残りの3年、ラストスパートで前進する。長身でダンディーで赤い帽子が似合う村林監督、天国で見守ってください。有り難うございました。さようなら。