●2014年10月23日、昨年からお世話になっている伊勢山田青果の野島さんとお会いした。今季の取引の打ち合わせである。昨年は、県内を中心に約6tを出荷した市場流通ブランド「高虎ほうれん草」。来季の生産出荷目標12tを達成するため、今季はサイズを大きくして昨年と同等量の5tをめどに生産する計画である。
●これまではどちらかといえばプレミア路線を得意としてきたジャグロンズの野菜であるが、商圏を決めて、シェアを取っていくオーソドックスなビジネススタイルも、すべて余らすことなく生産物を消費者の皆さんに提供する上で重要なのである。生産者が減っていく中で、地産地消を目指した地場産のほうれん草として県内産のシェアを拡大することが「高虎ほうれん草」のミッションである。
●安濃津農場のある中勢地区とは少し離れた南勢地区にある伊勢山田青果(荷受会社)との連携は、ジャグロンズのほうれん草ビジネスの大きな柱の一つである。軟弱野菜一筋の野島さんとの打ち合わせは常に有意義なものであり、安心して生産に邁進できる元気の源でもある。野島さん、今季もよろしくお願いします。