◆ジャグロンズのオリジナル開発エダマメ用トランスプランター(移植機)「センジュキャノン」エダマメ仕様。

◆通常は立った姿勢で快適に植え付け作業ができる(詳しい学術的研究成果はこちらを参考ください→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsfwr1966/41/1/41_1_12/_article/-char/ja)。それは、中腰の姿勢から開放された「快適天国」。しかし、畝たてマルチをした後でまとまった雨が降ると、マルチとマルチの間にすべての雨がしみることになり、実質、降雨量2倍近くの水分が通路に流れ込む。これにより移植機のタイヤがぬかるむなど、降雨直後の植え付け作業は難航を極める。天候を読み違えると「地獄行き」なのだ。

◆露地生産農業は波乗りのようなもの。風や温度、そのあの条件を肌で感じその情報をにどう対処するかで、農作業の作業性や効率が大きく左右される。一生懸命がんばってくれるスタッフのために、農業現場の総司令官的ポジションで働くものにとっては、プロの腕が試される場面である。

◆指示する立場のスタッフと、実践する立場のスタッフ両輪がうまくかみ合ってジャグロンズの農場運営は成立する。写真は2018年5月4日の様子である。タイヤに泥が付着しており、グリーンのレインウエアのスタッフの長靴に泥がついている(地元の言葉で「ぼっこがついている」)。植え付けを担当した皆さんには苦労をおかけした。今回の反省を明日からの作業計画作成に活かして行きたい。