◆ジャグロンズの巨神兵、松元式ヴァリアント「エダマメ収穫機」。今回稀有の不具合が発見され、メーカーから直送された部品ユニットを交換することになった。しかし、交換すればいいことは分かっちゃいるけどどうすればできるのかわからない。
◆今回の問題の解決には、3つの大きな関門を通過する必要があった。1つ目は、どこからアクセスするか。そして2つ目はどのように油圧バルブを外すのか、そして3つ目は、どの順番で油圧バルブをユニットに装着するか。
◆1つ目は、私の考案(実はプロのフィールドエンジニアに相談してアイディアを頂いた)、そして2つ目と3つ目がビリーの実践と発案に基づく成果だった。
◆獲物を目の前に、何日も何日も、その周りをうろついた。そして、一歩も進めない日を何日か過ごした。しかし、その時が来れば15分程度で大きく前進する。何時間をかけたかではなく、どう考えたかが重要だった。
◆うまく皆さんにわかるように説明できないが、今日のビリーの働きは金星に値する。
◆いわれたことを単にやるのではなく。目の前に設定された大きくて困難な目標を、試行錯誤を繰り返しながらそれを達成する。今日の早朝のビリー働きには、それが見て取れた。
◆自分と一緒に働いているスタッフが手柄を上げる。それは、自分のこと以上にうれしい。
◆以前はできなかったことが、できるようになる。そして、これまでやったことのないことに挑戦してそれを乗り越える。
◆これは、ジャグロンズのイノベーション力に大きく関わる非常に重要な要素だと私は考えている。
◆兎に角よくやった!!ビリーに金星☆彡!!

●「二兎を追うもの一兎も得ず」、いや、厳密には、一兎だけ追ってしまった結果、もう一兎に逃げられかけているという状況。
●発芽100点、育苗100点、施肥・畝立て100点、定植作業90点、かなり余裕をかましていた「昔取った杵塚」の夏のキャベツ栽培。今回は、油断してしまった。排水が悪く雑草の発生が異常に速い圃場で、害虫と除草の防除管理に失敗してしまったのだ。
●「うさぎ印の枝豆」にばかり気を取られているうちに、アオムシと、雑草にやられてしまった。この長雨と、初めての耕作放棄地開拓圃場での、初めてのキャベツ栽培、一筋縄ではいかないことに気づかされた。
●キャベツ栽培では、10葉期から結球開始期までの初期防除が、肝要なのに、、、、。天候不良の中かなり厳しい環境下での定植では、定植後のフィールドスター処理ができなかった上、その後の長雨に見舞われたため、今回の圃場条件は、私にとっては完全にアウエー状態だった。
●ただし、定植時期をずらした30%のキャベツは、今のところまずまずの出来栄え。アオムシの発生には、ちょっとやられた感があるが、頑張ってリカバリーしなければならない。

◎先日、愛知県田原市のキャベツ専業農家、河辺知哉君から、手作りのタカミメロン(貴美メロン)が届いた。
◎河辺君は、私が研究所の新人研究員だったころ、研究所の養成研修所(短大のようなところ)の研修生として、私の研究室に所属していた。そして、一緒にキャベツの害虫・病気や、品種、土壌肥料など、色んな専門家を訪ねていろいろとキャベツ栽培に関する多くを学んだ、キャベツ栽培の最も頼りになる盟友だ。
◎河辺君は、1年間のうちで、7月だけ、キャベツの栽培、出荷を休む。そして。メロンを作る。河辺君、たくさんのメロンごちそうさまでした。ありがとうございました。
◆ところで、「貴美メロン」をちょっと、ググってみた。そしたら、なんと、伊東正先生が理事長を務める日本園芸生産研究所(現在:園芸植物育種研究所)で育成された品種ではないか!!北海道から九州まで広く栽培可能で、薫りが高く、糖度が高いおいしい品種だが、外観がよくないのが「玉に瑕」そんな品種との解説がある。私が作りたくなるような品種のメロンだ!!
◆伊東正先生には、千葉大学の教授をされていた時に、学位論文の指導教官を引き受けていただき大変お世話になりました。あれから20年がたちますが、現在もお元気で活躍されていらっしゃるようです。私も、身を引き締めて「初志貫徹」頑張りたいと思います。
◆また、大昔、日本大学の学生だった頃の卒論のテーマが、「アールスメロン」に関するものだったことを思い出した。現在の、本業を極めたら、いつかまた私も自分で「貴美メロン」を作って見たいなぁ。

 

◇お米を作るならトラクターは「ヤンマー」や「クボタ」、「三菱」、「イセキ」もありだ。
◇しかし、私は稲作農業には絶対に向かないと思われる「マッセイファーガソン」トラクターのある生活に愛着を感じている。
◇Not「サブの野菜生産」But「野菜生産ファースト」。プロの野菜専業農業の実践。それがジャグロンズの原点。
◇癖や欠点があるマッセイファーガソントラクターであるが、それを理解し克服することで一層の愛着を得られる。
◇マッセイファーガソントラクターのある生活を私は満悦している。

★今日は、エダマメ脱水機「ツイン・ドラゴン」(型式:AG-ⅡD)のご紹介。
★大規模エダマメ生産者向けのエダマメ脱水機「クアッド・トルネード(四竜巻)」(型式:JAG-ⅣT)の性能をそのままに、サイズをギュッと半分にした、コンパクトかつ高性能のエダマメ脱水機、それが「ツイン・ドラゴン」です。
★パワフルな200V仕様で、市販のメッシュコンテナを使えるので、エダマメを移し替える手間なく、効率的に作業できるように、生産者ファーストの目線から開発した新商品です。
★収穫後のエダマメを「速やかに冷却洗浄」→「脱水」→「冷蔵庫で冷却」または「選別工程へ」この一連の作業工程をシームレスで行うことができます。
★エダマメ脱水機は、「水切り力」が命。水切りが甘いとその後の作業工程でトラブルが多く発生することは、実際にエダマメ生産に取り組んでいる方なら既にご存知の通り。
★ジャグロンズのエダマメ脱水機「ツイン・ドラゴン」ぜひお試しください。
★一号機完成&発売記念価格、税別価格65万円のところ、先着10名様まで63万円でご提供。さらに先着1名様に限り生産第1号機(デモ機:撮影の為の1回だけ使用)を更に1万円引きの62万円でご提供します。

◇既製品では、私たちの現場は満たされません。さらなる高みを目指して特注で作ってもらったエダマメ脱水装置。その名も「クアッド・トルネード」
◇エダマメ自動選別機「ベルトゥーザ」(サタケ)を活用する場合は、脱水の切れがあるか否かが、選別制度にかなり大きく影響します。
◇これまで試した、80万円近くするエダマメ専用の3連脱水機も、私たちが満足できるパフォーマンスを発揮できませんでした。
◇技術革新を標榜する私たちジャグロンズですが、ベルトゥーザ導入後の環境に対応しきれず、生産現場では、困難を極めることになります。経営学用語でいわれる、いわゆる「移行障壁」に遭遇しました。
◇そして、ついに独自の発想と経験を活かして誕生したのが「クアッド・トルネード」です。本機は、エダマメの日出荷量1t以上、エダマメの栽培面積8ha以上にも対応したポテンシャルを持った商品です。
◇オールステンレス製で、頑強で美しいフォルム、200V動力2モーター仕様で、インバーター装備なので、西日本東日本のいずれのエリアでもご使用になれます。
◇おそらく、1~3ha規模のエダマメ生産者さんの、ニーズもあると考え、新しく、ダウンサイジングモデル「ツイン・ドラゴン」(2連式脱水装置)も開発製作しました。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
◇逆境でイノベーションを引き起こす、それがジャグロンズの真骨頂。皆さん、これからのジャグロンズにご期待ください。

◎消耗品ベルトの交換には、かなり複雑な機械を解体してまた元に戻す必要がある。
◎今回の挑戦は、本田エダマメピッカー600のグリーンベルト2本。
◎初めての機械の分解は、緊張とワクワクがまじりあった世界を体験することあできる。
◎今回は、タイムリミット3時間。
◎何とか、ぎりぎり間に合って、完成。次回は、2時間ほどでできるような手ごたえをつかんだ。

 

◆ここ数日、静けさの中、着々と戦いの準備を進めている。休憩も準備の一つ。
◆これまでの、エダマメ生産のやり方は、命がけの「カニ捕り船」に乗るのに似たスリリングと寝ずの睡眠不足との対決だった。まさにモーレツ!!栄養ドリンク飲んでイケイケ状態!!
◆しかし、私も先月50歳になったし、1か月で、1年分の獲物を捕るのもいいが、死んで知っては元も子もないということに気が付いた。
◆もっと、スマートに「カニ」をとれないものか?これからは、次の世代が憧れるような農業を実践してゆかなければやっていく意味がない。
◆今年も、昨年に引き続きフォークリフト2台体制で回す。そして、これまでの経験から、何を廃止して何を残すか。
◆「2020夏の陣」は頭をフル回転させて、実践内容のイケイケを目指す!!
◆そのためには、「睡眠」が不可欠だ。

 

☆彡「必要至急」のちょっとそこまで移動。今回は、今年から導入する本田エダマメピッカー600シリーズを取りに出かけてきた。できるだけ密を避けて人に会わず、手洗い慣行!!
☆彡トラック移動は、時速80kmそこそこなので、2日かけてゆっくり移動、復路の今回は若狭湾の見えるところで夜休憩とした。
☆彡それにしても、どこに行っても、松尾芭蕉の痕跡があるのにはいつも驚かされる。松尾芭蕉は忍者だったという説があるが、情報収取といった観点では忍者の役割も果たせた可能性は十分ある。
☆彡「移動」と「情報」この二つの観点からすると、私たち「ジャグロンズ」も忍者の要素を分備えている。そう言えば、自動車が登場する点では007との共通点もあるな。
☆彡幕府に使える「忍者」や英国政府MI6に使える「007ジェームスボンド」。私たちのバックには大きな組織は存在しないので、とりわけ、「フリーランスの忍者」といったところでしょうか?
☆彡情報を受け取るのは、この記事を読んでいる皆さんです。
☆彡早速、「農業忍者」ジャグロンズからの極秘情報を漏洩するでござる。
☆彡私たちファーム*ジャグロンズ「兎農園」で今年から、導入する本田エダマメピッカー600×3台。どうしても丈の短い早生品種は、松元式ヴァリアントでの収穫に限界があるため、今回の導入に踏み切りました。
☆彡エダマメ脱莢機は東北や新潟ではミツワ式が主流ですが昨年、私たちはミツワ式を卒業。早生品種の脱莢は「忍法本田式の術」で新天地に臨みます。
☆彡(情報はあくまでも暗号スタイル。すべてをわかりやすく説明してしまっては、忍者らしくないので、、わかる人にはハッと気づくことがあるはずです。)
☆彡本田エダマメピッカー600は、東海地方でもエダマメの産地として知られている岐阜県の生産現場で多く採用されている機械だ。しかし、秋田の農協の営農指導員の人もこの機械は見たことがないというから東日本の産地では知らない人は多いはず。
☆彡実は、この機械の情報を私に与えてくれたのは、岐阜県に潜伏している「農業忍者」仲間の「Mr.Horiguchi」。彼は、エダマメ、ほうれん草、それにキクイモの生産者としての顔を持っている。サンキュー「Mr.Horiguchi」!!!

☆彡 「ちょっと近くの銭湯まで」、といった気軽さで行ける本格温泉「あったか山」。
☆彡 源泉温度50度と、ダチョウの上島さんが喜ぶ熱湯。そして、濃密な成分から、温泉開設の頃は湯あたり者続出だったと聞く。
☆彡 この温泉に入って死ねるなら本望と考えている人もいるとかいないとか。
☆彡 さて、明日は、必要至急の用事でちょっとそこまで(南方へ1000kmほど※)走ってこなければならない。疲れを持ち越すわけにはいかない。
☆彡 皆さん、手洗いうがい忘れずにご自愛ください。それではおやすみなさい。

※新潟経由で東海地方まで3密を避けて、隠密に移動します。

☆彡 私の行きつけの温泉。近くなので寝る前に温泉に入るか、疲れすぎたときは寝てしまって、翌日朝風呂に入る。営業時間は朝6時から夜の10時(入館9時30分)までやっている。