●「二兎を追うもの一兎も得ず」、いや、厳密には、一兎だけ追ってしまった結果、もう一兎に逃げられかけているという状況。
●発芽100点、育苗100点、施肥・畝立て100点、定植作業90点、かなり余裕をかましていた「昔取った杵塚」の夏のキャベツ栽培。今回は、油断してしまった。排水が悪く雑草の発生が異常に速い圃場で、害虫と除草の防除管理に失敗してしまったのだ。
●「うさぎ印の枝豆」にばかり気を取られているうちに、アオムシと、雑草にやられてしまった。この長雨と、初めての耕作放棄地開拓圃場での、初めてのキャベツ栽培、一筋縄ではいかないことに気づかされた。
●キャベツ栽培では、10葉期から結球開始期までの初期防除が、肝要なのに、、、、。天候不良の中かなり厳しい環境下での定植では、定植後のフィールドスター処理ができなかった上、その後の長雨に見舞われたため、今回の圃場条件は、私にとっては完全にアウエー状態だった。
●ただし、定植時期をずらした30%のキャベツは、今のところまずまずの出来栄え。アオムシの発生には、ちょっとやられた感があるが、頑張ってリカバリーしなければならない。