◆OH!モウレ津ゥ~

●只今、台風24号に遭遇中。あまりにもモウレツなので実況中継することにします。

●場所は三重県津市の安濃津農園内の特設バスルーム。

●安らかな雰囲気のバスルームでのひと時を過ごしているが、外は強風。

●まるで新幹線のトップで入浴を楽しんでいる感じだ。この風切音はまさに新幹線のそれとおなじだ。

 

●沿岸部では高潮警報。山麓部では、土砂崩れ警報発令中、その中間に位置するファーム*ジャグロンズ安濃津農園は該当外だが、ただ1つ不安なこと、それは安濃川の決壊。それと、竜巻。これだけは困る(ああ2つありました)。

●ファーム*ジャグロンズの、農園構造は、「3匹の子豚」の家でたとえるならば、「木の家」だ。少し不安、いや、大分不安?

●大事になりませんように。。。。

☆台風遭遇気づきメモ

●台風遭遇直前に、急激に温度が上がり湿度は飽和状態に。室温においてあったペットボトルの水の外面にそれまではなかった結露が認められた。まるで冷蔵庫から出してきたての水のように。

●湿度の高い熱の塊。これが台風のエネルギーの正体のなのだろう。台風恐るべし。

●もう外は真っ暗。不気味な音のみが、その迫力を醸し出している。

●台風24号がやってくる。2018年は台風の当たり年のようだ。

●今回は、どうなるのか、破壊的な自然の脅威に向かい合うとき、それは不安と興奮に似た感情が入り混じる。

●この状況を乗り超えたときに新しいチャンスが見えてくる。それはあたかも、大きな波を乗り越えたときのような高揚感を伴う。

●少し怖い、未知との遭遇。しかし、それは何度も経験しているうちに未知ではなくなる。既知との遭遇は完璧とはいかないまでもフィフティフィフティ以上の確率で乗り越えられる。決して絶望すべきことではない。

☆↓2度と同じ轍は踏まない。前回の台風によって土台ごと動かされたインターン生用の設備も、復旧完了。防風対策を施して、この通り。ファーム*ジャグロンズのイメージカラーのマホガニーブラウンで塗装。バッチシ決めて、次の強風に備える。

 

 

◎桃栗三年柿八年、藤原隆広は農業始めて12年。

◎48年の私の人生を振り返ると、住民票の所在地の内訳は、三重県20年、秋田県18年、京都府5年、神奈川県4年、宮城県1年となる。

◎日本各地での生活経験と、12年間の「渡り鳥農業」の実践の中で、従来の農業とは少し視点の異なる農業の実践に手ごたえを感じているところだが、まだ道半ばである。

◎9月の活動拠点は三重県津市であるが、今は4日間だけ秋田県美郷町に滞在している。

◎この4日間で思わぬ方々との出会いがあった。大仙市の農業委員会(秋田の枝豆事業では現在、美郷町と大仙市の2つの農業委員会事務局の皆さんにお世話になっている)の方からの紹介されたSさん。それに、1ヶ月前に草刈の道すがらご挨拶したことをきっかけに土地の提供のお話をいただいたHさん。そして、地域の農業の振興に協力してほしいと声をかけて頂いたIさん。多くの出会いがあった。

◎地主の皆さんからは、それぞれの農業に携わる上での事情をお聞きし、その上で私たちに土地を託していただけるとの了承を得たが、来年も身を引き締めてゆかなければならない。

◎ジャグロンズの藤原隆広として、自分にしか出来ない天命がある。それを全うするためには、三重県津市の「安濃津農園」と秋田県美郷町「兎農園」この2つの農園、いわば「二速のわらじ」を履くことが不可欠。2つは、複数の最小単位なのだから。

◎私の住民票の遍歴を見れば、私の天命の一端を理解していただけると思う。いや、理解してもらうためにやっているわけではない。ひとつずつ結果を出してゆけば自然に誰かが勝手に解説してくれるようになると考えている。

◎明日は、乗用車で津市に帰る。日本海の景色を楽しみながらの一日たっぷりのドライブである。