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◆本日、大曲農業高校で、夏休みアルバイト説明会に参加した。参加企業は3社、学生は10名ほど。

◆私は、アルバイトの募集にあまり興味はないが、若い人にメッセージを送りたくて参加させていただいた。

◆10分弱の私の話の内容は下記のとおりである。

☆兎農園の藤原隆広と申します。兎農園といっても兎は飼っていません。県内向けブランドの「美郷のうさぎ」と県外向け産直ブランドの「月兎豆」という名前のエダマメを生産して販売しています。

☆いずれも白い兎が目印のエダマメです。兎は白いですが、実はブラックな会社です。でも違法なブラックではありません。農業分野では「合法ブラック」が存在します。

☆私は、農業に取り組んで、こんなに顔がブラックになりましたが、シャツの下は真っ白です。私は、何とかしてブラックな農業をホワイトな農業にかえてゆきたい。その思いを共有できる若者を探しています。

☆これまでわたしは、2人の若者の農業者の育成に失敗してきました。そしてやっと3度目の正直で、来年の春に独立起業する予定の若者の育成にこぎつける事ができました。

☆その若者は、三重で生産しているほうれん草の生産技術を活用して、秋田県の北部で夏のほうれん草の生産に挑戦したいとのこと。これ以上嬉しい事はありません。

☆私はあと二人の弟子を育成することを目標に掲げています。

☆単にお金がほしいだけならほかのバイトをお勧めします。何かを考え感動したいのであればぜひ一度ファーム*ジャグロンズ兎農園に来てみてください。

◆以上の紹介をさせていただいた結果、後半の個別ブースへの訪問では、なんと半数の5名が集まってくれた。その中には、リピーター3名も。やりがいがある仕事なので今年もやりたくてと、武村君。

◆今回ブースに集まってくれたリピーターの煤賀君、竹村君、佐藤君、そして新人の佐々木君、伊藤君。今日はありがとうござしました。関心を持っていただけたならば今年の夏はぜひ一緒に汗を流しましょう。