▲一番手前のホースが破裂した。

▼一番手前が破裂した。以前交換した手前から4本目のホース以外はすべて破裂までカウントダウン状態だ。

●芋掘りのために出動したIHIユンボが、始動後まもなく、ふなっしーの「梨汁ブシャー」(もしかして死語?)状態になった。
●油圧ホースの過度の劣化により作動油が噴出したのだ。
●6本のうち1本は、昨年同様の症状で交換。このままではいつも肝心なときに故障してしまう。今回はまだ破裂していない4本も含めて計5本交換することにした。
●古いのでホースのねじが硬く固着しているのではずすのに一苦労だが、何とかはずして、市内の専門業者さん(ブリジストン系)に新品ホースの製作を依頼。すぐに作っていただき、無事修理終了。所要時間約半日。新品パーツ製作費用約5万円。これでもうしばらくはご安泰だ。(旧パーツ♂22♀22→新パーツ♂19♀22耐圧21)

●話は変わるが、先日、話題に昇った四日市市のゆるきゃら「こにゅうどう君」。一位にはなれなかったが、話題になったことからして、1位と同様の効果が得られたのではないだろうか。これまでのゆるきゃらグランプリの歴代3位の中ではもっとも有名な3位となったのではないか?結果としては最もおいしい3位になったのだと思う。

▼配管ミスがないように予め配管図を残しておく。

▼固着したねじをすべて外し(5本)、ごみが入らないように養生する。

▼出来立てほやほやの油圧配管用ゴムホース。長さは3種類あった。

▼22mmと19mmのスパナを用いてしっかりと締め付ける。

▼はじめに雄ねじ側を接続。

▼雌ねじ側もしっかり接続できた。

▼これで完成だ。エンジンをかけて動作確認も終了。もうこの先5年~10年は余裕で持つだろう。

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●今年最後の「渡り」。これまでの秋田~三重の移動でもっとも快適な巡航の一つとなった旅であった。

●今回移動に用いたクルマは、平成9年式のホンダアコード1.8VTS。車両の型式はE-CF3、エンジンの型式はF18B。パワーよりも経済性に焦点を当てたチューニングのVTECエンジンを積んだ機体だが、すこぶる快適だった。

●20年以上前の5ナンバーのアコードだが。隠れた名車である。日本刀を思わせるすらりと長い低重心のフォルムは空気抵抗が少なく、高速道路の移動にはもっともふさわしい。20年モノでこれだけ走るのはさすが日本車だ。

●燃費は、町乗りでは通常10~11km/Lといったところだが、今回は、満タン法で計測して14.1km/L(45Lで663km走った)。これはほぼ発売時のカタログ値に近い数値である。最初の50km程度は下道だったので、高速道路走行のみの場合はもう少し走行距離が伸びる気がする。

●今回の秋田「兎農園」から三重の「安濃津農園」までの実測距離は875.3km。深夜の農場の入り口ではまずはじめにタヌキが横切り、ついで巨大な2頭の牡鹿が出迎えてくれた。先日はキツネも現れたし、イタチやネコもいる。(このため野鼠はほとんど見かけない。)クマはいないものの三重の農園のほうが秋田のそれよりも獣たちの種類と量では上を行っている。

●なお、今回のアコードはもうすぐ車検。東京のクルマ屋さんから多摩ナンバーの車両を赤札価格で購入した車両だが、掘り出し物の予感。ミッションとエンジンのオイルはすでに交換済み。現在の走行距離は7万キロ台、ショックアブソーバーを今話題の会社KYB製のものに交換、そしてタイミングベルトと溝はあるが経年劣化してひびが入ったタイヤを交換すれば、ほぼ万全だ。メンテナンスを施して、今後の仕事に安全かつ快適に活用してゆきたい。

●ジャグロンズファミリーの現地法人「株式会社ラビッド・ブラウン」は、現在、秋田での枝豆生産に特化した秋田県美郷町に本社を置く農業生産法人。今年もいろいろと未知の分野にチャレンジし多くの経験を積み重ねました。

●現在、大仙市と美郷町をまたに駆けての枝豆生産事業では。大仙市と美郷町の複数の農業委員会事務局のお世話になりながら、事業を展開してきました。

●先日は、大仙市農業委員会からのご紹介でお会いした大仙市の地主さんである仙台市在住の進藤ご夫妻のお誘いで喫茶店でのひと時の交流を持つことが出来ました。偶然お二人は、私の母校大曲高校の大先輩に当たること。私が仙台在住の経験があることで話が盛り上がりました。そして、すでに亡くなっている進藤様のお父様が、秋田県で開発された農業技術の実践に率先して取り組んでおられたことをお聞きし、この思いを次世代にもつなげてゆきたいと、強く感じました。

●これからも夢を形にするために精進を重ねてゆく所存です。来年もファーム*ジャグロンズ「兎農園」頑張ります。

●三重県津市の「安濃津農園」と秋田県美郷町の「兎農園」、この二つの農園を直営する「ジャグロンズ」の今後の活動にご期待ください。

↓※美郷町の六郷東根地区は秋田県でも有数の豪雪地帯。これから深い雪におおわれる。

↓※巨大手作り格納庫。これまでビニルハウス方の格納庫を2度雪による重さで全壊した。そういった経験を踏まえてこの片屋根スタイルが完成した。雪が右側に滑落するシステムだ。

↓※今年新しく完成したトラクター庫。2棟の格納庫には合計12機のマシンが来年春の出動に備えて格納されている。今年初めての冬を越すことになる。

↓※枝豆生産に必須の冷蔵庫、この中には6坪仕様の冷蔵庫が格納されている。紅白のポールは除雪車のためのマーカーだ。さて、今年はどれくらい雪がふるのだろうか?

↓※三重県よりも東側に位置する秋田県。4時を過ぎるとすぐに真っ暗になってしまう。今年活躍したハイエーストラックは、格納庫で来年の春まで待機する。

↓※愛用のレトロトラクター。奥に見える赤い機体は秋田では珍しいと言われるマッセイファーガソントラクターMF4235(75ps)。来年早春の猛ダッシュに備えてロータリーを等身大の2.2mに変更、準備万端だ。マッセイファーガソントラクターのお下がりの2mロータリーを装着した手前のフォード3910(48ps)は、これからディーラー(日本NH)のドックに入り年内に整備完了予定。来年春からの活躍が期待される。

↓※マッセイファーガソントラクターに新しく導入装着された2.2mロータリー。枝豆生産事業は、作業の爆発力が生命線。露地野菜農業では作業効率の「最大瞬間風速」が重要になる。来期は耕起効率7分台/10aのジャグロンズレコードを目指す。

↓※三重の農場を留守にし、単身秋田で、現地のスタッフの協力を得ながらも、昨日、無事冬支度を終了。往路は新幹線、復路は愛車のレトロセダンで長距離ドライブだ。これから三重に帰ります。それでは皆さんごきげんようさようなら。