◆先日、伊勢丹新宿店地下1Fにある生鮮野菜売り場の小林さんからメッセージが届いた。その一部を抜粋すると、「ほうれん草は、絶好調に売れています。」とある。今年の「益荒男ほうれん草」トレンドはゴールデンタイプ。苦節12年、このほうれん草の美しさがわかって貰える時代が来たようで嬉しい。

◆オイシックスへの納品も開始、ハードな毎日が始まった。

◆1月〜2月はほうれん草出荷のピーク、農場の現場は将に「ブートキャンプ」だ。ボビー大佐はいないが、上半身下半身、かなり鍛えられる。この1ヶ月でいつの間にか3kgの減量にも成功、もう一息頑張ろう、夢の5kg減量できるかな?

◎今年の、天候は、雨が多く、収穫のタイミングが難しい、ちょっとの油断で、泥付きのほうれん草を出荷しなければならなくなる。細心の注意を払って、その時期、その時のベストの状態でほうれん草を出荷することに全力で取り組んでいる。

◎私の農業スタイルは、「ネイチャー・サーフィン」、風の有無、風の向き、雲、そんな自然を肌で感じて、作業工程を組み立てる。無駄を極力なくして、そして、ジャグロンズレコードが出たときは、達成感も一際だ。

◎ジャグロンズの農業スタイルはスポーツに似ている。「ベンチマーク」を意識して、日々コツコツと進歩させる。そうして、大きな波すなわち「ビック・ウエーブ」が来たときは、それを正面から乗り越える!!それがまさに「イノベーション」につながる。「大きな波」は、スタッフの人数が減ったとき、取引先との対等なビジネス関係が崩れたときとか、そんな一見、「不利な環境」に見える状態だが、私はそんなときに大きな飛躍を成し遂げてきた。というか、そんなときでなければ力を発揮できない人間だ。

★最近、面白いなと感じるのは、「ビジネス・サーフィン」、ビジネスの環境も日々刻々と変化している。いろんな波にチャレンジして、波を捉える「キャチ・ザ・ウエーヴ」ができたときの達成感は素晴らしい。自然のかなでのものづくりと、経済社会でのビジネス。この2つの草鞋(わらじ)を、履きこなすことが、現在の私の目下の関心事である。

◆伊勢丹新宿店の「益荒男ほうれん草」ファンのお客様、そして、全国のオイシックスユーザーの益荒男ほうれん草ファンの皆様、今シーズンもよろしくお願いします。