◆ちょっと頼まれた修理の話。自分の興味のあるマニアックな分野が人の役に立つのは嬉しいことだ。

◆今回は、シンセサイザーの電源アダプターがうまく機能しないとのことで、その部分を解体して観察した。

◆対象のアダプターは、交流100V電源を直流12Vに変換するアダプター。過去にハンダでくっつけて修理した痕跡がある12Vの出口。これの被覆線が剝けて、断線しかけているか、ショートしているようだ。

★↗ショートではなく、断線によるものとの見方が正しいようだ。左側の被覆の銅線が切れかかっているように見える。

★↘先ずは、思い切って銅線を切断した。

★↘そして、被覆資材のついたパーツ(専門教育を受けていないので正式名称は分からない)を装着。

◆今回は手持ちの小物と絶縁テープで修理を敢行した。無事完了、強度も前の状態よりも断然にUP!!自信あり!!

★↘↗赤いほうがマイナス。このアダプターは◎のセンターがマイナスの仕様だった。

◆修理の途中で、プラスとマイナスを見失ったため、抜き差しできる仕様にして、電気テスターでチェックして仕上げた。何かの予期せぬ力が加わったときはここが抜けて、大きな故障を免れる「ブレーカー」機能をもたせた。我ながらなかなかの出来栄えだと思う。

★終わり。めでたしめでたし。