夏の贈り物。もうすでに腹の中。
◎先日、愛知県田原市のキャベツ専業農家、河辺知哉君から、手作りのタカミメロン(貴美メロン)が届いた。
◎河辺君は、私が研究所の新人研究員だったころ、研究所の養成研修所(短大のようなところ)の研修生として、私の研究室に所属していた。そして、一緒にキャベツの害虫・病気や、品種、土壌肥料など、色んな専門家を訪ねていろいろとキャベツ栽培に関する多くを学んだ、キャベツ栽培の最も頼りになる盟友だ。
◎河辺君は、1年間のうちで、7月だけ、キャベツの栽培、出荷を休む。そして。メロンを作る。河辺君、たくさんのメロンごちそうさまでした。ありがとうございました。
◆ところで、「貴美メロン」をちょっと、ググってみた。そしたら、なんと、伊東正先生が理事長を務める日本園芸生産研究所(現在:園芸植物育種研究所)で育成された品種ではないか!!北海道から九州まで広く栽培可能で、薫りが高く、糖度が高いおいしい品種だが、外観がよくないのが「玉に瑕」そんな品種との解説がある。私が作りたくなるような品種のメロンだ!!
◆伊東正先生には、千葉大学の教授をされていた時に、学位論文の指導教官を引き受けていただき大変お世話になりました。あれから20年がたちますが、現在もお元気で活躍されていらっしゃるようです。私も、身を引き締めて「初志貫徹」頑張りたいと思います。
◆また、大昔、日本大学の学生だった頃の卒論のテーマが、「アールスメロン」に関するものだったことを思い出した。現在の、本業を極めたら、いつかまた私も自分で「貴美メロン」を作って見たいなぁ。